こんにちは、綾野です。
#綾野ジュエリー図鑑2018
まとめ第6弾!
アール・デコから現代までを一気にご紹介します^^
アール・デコ
135 Brooch(1913年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 15, 2018
カルティエのアール・デコブローチ。2色使いにジオメトリックなデザインがアール・デコの特徴。白はダイヤモンド、黒は着色したカルセドニー。寄贈したLady Reigateによると彼女の父が妻のためにクリスマスのNewYorkで購入したものだそう。
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270 Bracelet(1913年露)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) September 28, 2018
FabergéとAugust Hollmingによるスタールビー&スターサファイアのブレスレット。
1882年ファベルジェはモスクワでの展示会で古代ローマの装身具からインスパイアされた考古学スタイルのジュエリーを発表、好評を博しました。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/QOJuj7FBu6
138 Tutti frutti brooch(1920年頃英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 18, 2018
トゥッティフルッティはイタリア語でカットされた果物の砂糖漬けの意。カルティエを引き継いだジャックがインドからインスピレーションをうけ開発、メゾンを代表するデザインに。彫りを施したルビー、サファイア、エメラルドが特徴。
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307 Earrings(1920-30年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 3, 2018
オニキスとダイヤ、ブラック&ホワイトのアール・デコジュエリー。1920年代はフラッパーウーマンと呼ばれる自立した女性たちが誕生、ショートカットに長めのイヤリングをつけるスタイルが流行しました。
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356 Earrings(1920年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 22, 2018
Chaumet(ショーメ)のアール・デコイヤリング。長めのイヤリングはタンゴやチャールストンが流れるダンスホールで煌めきを放ちました。
実はショートカットの流行で髪飾りの売り上げが低迷、その代わりに編み出されたジュエラーたちの苦肉の策でした。
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136 Earrings(1925年頃仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 16, 2018
アール・デコスタイルを得意としたイタリア・トリエステ発ジュエラーLeopoldo Janesich作。
この時期のイヤリングが総じて長めなのはショートカットが流行したから。ブラックオニキスとダイヤモンド。
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302 Ring Watch(1925年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 29, 2018
プラチナにローズカットとブリリアントカットのダイヤをはめたゴージャスなリングウォッチ。1920年代に流行したオールホワイト。20世紀初頭にはこのようなリングウォッチがたくさん作られました。Nathan Fishberg作。
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※301の間違い
339 Earrings(1930-35年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 5, 2018
異なるカットのダイヤモンドを花に見立てたカルティエ作のイヤリング。18世紀に流行したジャルディネッティ'giardinetti' (小さな庭を意味する花瓶モチーフのジュエリー)をアールデコ風に仕立てたものです。
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181 Pin(1930年頃仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) June 30, 2018
アール・デコ期にカルティエらと腕を競ったラクロッシュ・フレールの作品。黒い石はオニキスではなく着色されたカルセドニー。モチーフはcypress tree(=糸杉)。糸杉はペルシア人のお祈りの布からインスパイアされており天国の庭を示すモチーフだそう。
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310 Watch(1930年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 6, 2018
ジャポニズムが感じられるラクロッシュ・フレール作の時計。1875年にスペイン・マドリードで設立されたブランドは力をのばし20世紀初頭にはロンドン、パリに進出。黒く着色されたカルセドニーと赤いエナメルが素敵です。
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315 Vanity case(1926年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 11, 2018
アール・デコ期のラクロッシェ・フレールのバニティケース。
華やかな模様はラピスラズリ、ターコイズ、マラカイト、ロードナイト、真珠層とパールでできています。パウダーと口紅が入れられるようになっており、蓋の裏にはミラーが付いています。
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182 Ring(1930年頃仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 1, 2018
アール・ヌーヴォーからアール・デコ期に活躍し1925年のパリ万博で宝石部門の責任者も務めたジュエラー、ジョルジュ・フーケの作品。こちらはアール・デコスタイルに移行した後のもの。アンバー、ヒスイ、着色カルセドニー。
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183 ring(1930年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 2, 2018
「ジュエリー界のピカソ」とも呼ばれるジャン・デプレ作。パリで修行中に交流を深めたアーティストによるキュビズムの影響を受けた独自のスタイルのアール・デコジュエリーを制作。ミラーボールのようにダイヤモンドを球体にセット。、#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/romDoMptC9
328 Ring(1930年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 24, 2018
Sibyl Dunlopはロンドンベースのジュエラー。アール・デコの幾何学的なラインに、アーツ&クラフツらしい石のチョイスを組み合わせた独自の作風を展開。ユニークで絶妙なカラーストーンの取り合わせが評価されました。
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137 ring(1930-40年代)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 17, 2018
アメリカの老舗ジュエラーBailey Banks & Biddle Co.作。アール・デコ後期はアクアマリンなどのコールドカラーのストーンが流行。女性の社会進出に伴い側面にメタルを見せるマスキュリンなデザインが求められました。
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312 Brooch(1930-40年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 8, 2018
カルティエのブローチ。1932年から1957年にかけてカルティエはシュルレアリスムに影響をうけた作品を制作しましたがこれはその一部で、花と手の大きさのバランスがおもしろい。ゴールドに黒のエナメル、手の部分はカービングされたコーラル。
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ポストウォー
139 earclips(1940-50年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 19, 2018
アール・デコが終わり再びゴールドの時代に。ヴァンクリの6角形ひとつひとつにルビーがスターセッティングされただ蜂の巣パターン。元々なめらかに動くブレスレット用につくられたデザインですがこの時期人気を博し他のアイテムに展開されました。
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141 necklace(1947年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 21, 2018
アール・デコ期から活躍したウクライナ出身ジュエラーEyna Podolsky作。1930年登場の"SnakeChain"に着脱可能なクリップ。(ダイヤ、ルビー、サファイア)
戦後は不足したプラチナにかわりゴールドが主流、こちらはホワイトとイエローゴールドを使用。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/OTMSSGr3gN
142 'Life Began in Water' necklace(1950年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 22, 2018
戦後よりジュエリーは"身につけられるアート"としての役割を帯びデザイナーと着用者双方の個性を表現するものに。このようなアシンメトリーなデザインやアゲートなどの石の使い方は当時目新しいものでした。Sah Oved作。
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003 The Swan brooch(1950年頃)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) January 3, 2018
イタリアのバーデュラ公爵によってデザインされたバロックパールの白鳥ブローチ。首元はダイヤとサファイア、嘴と足はエナメル。Anne Hull Grundyコレクションとして大英博物館展示室1にて展示。詳細、裏まで見れます https://t.co/yBTj1HNjiQ #綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/hTaYXBFX21
231 Brooch(1950-60年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) August 20, 2018
ホワイトカルセドニーにターコイズの目をもったフクロウはカルティエ製。第二次世界対戦時"カゴの中の鳥"はナチスによるパリ占領を批判するモチーフでした。デイタイム用のカジュアルな仕上がり。
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60年代
149 brooch(1960年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 29, 2018
ジーン・シュルンベルジェがティファニーのためにデザインしたブローチ。シェルや魚など自然モチーフのマスターピースを多数生み出した天才。東フランスのテキスタイル工場の家に生まれ両親のバンカーになってほしいという願い虚しくジュエリーの道に。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/XQcwSuO32N
150 brooch(1960年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 30, 2018
ティファニー×ジーン・シュルンベルジェの作品をもう一つ。エメラルドとサファイアの松かさが交差。
第二次世界対戦後、1947年にNYで幼なじみと始めた小さなジュエリーサロンが好評で1956年にティファニーのデザインを手がけるようになりました。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/XVX8v1UwD2
355 Ring(1961年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 21, 2018
珍しいバケットカット(長方形)ダイヤモンドのエタニティリングはロンドンのゴールドスミス兼宝石商Kutchinskyによるもの。
テキスタイルのヘリンボーンのようにV字に重ねられているのが面白い。サイズ直しが難しそうです。笑
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186 Bracelet(1960年白)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 5, 2018
カルティエから委託されたベルギーの工房が制作したブレスレット。第二次世界大戦後、金属が高騰したため、ワイヤーや裏抜きなどの工夫で少ない素材でボリュームがあるように見せるテクニックが多用されました。
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338 Brooch(1960年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 4, 2018
ヴァンクリーフ&アーペルのブローチ。ゴールドとダイヤモンドでつくられたリボンがラフに結ばれたようなデザイン。1950年代ジュエラーたちは、地金を編んだりテクスチャーをつけるなどしてシルエットは同じでも新しい表現を探し求めました。
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283 Pendant(1960年代英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 11, 2018
アシンメトリー、テクスチャー、アブストラクトという60年代ジュエリーを体現するかのようなDavid Tomasのペンダント。石はトパーズ。ファッションモデルでセット・デコレーターのアン・モロがポートレイトで着用しています。
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208 brooch(1963年仏)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) July 26, 2018
戦後ジュエリーは"身につけられるアート"という機能を帯びるようになりましたが、その立役者の1人がジョルジュ・ブラック。ギリシャ神話のあけぼのの女神・エオスの3人息子を表現。ザラザラなテクスチャーを好みました。ブルーは磨かれたラピスラズリ。
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143 Brooch(1967-8年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 23, 2018
テクスチャーをつけたゴールドのワイヤーにラピスラズリとターコイズ、スパイスのようにダイヤも。今にも動き出しそうなエネルギッシュなブローチはイタリア出身でロンドンのジュエラーをついだアンドリュー・グリマのデザイン。
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70年代
144 brooch(1970年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 24, 2018
第二次世界大戦中に米の海軍にてスクラップメタルを扱う傍ら、独学でジュエリーをつくりはじめたArthur Kingの作品。加熱により生じる独特のテクスチャー。前衛芸術家が集まっていたNYグリニッチヴィレッジで活動し抽象絵画の影響が見られます。
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215 Brooch(1970年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) August 3, 2018
1960年代を代表するジュエラーArthur Kingの作品。第二次世界大戦中に海軍でスクラップメタルを扱い独学でジュエリーづくりを習得します。ポリッシュされていないストーンに、アシンメトリーでテクスチャーを施した地金、アブストラクトが特徴。
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145 necklace(1970年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 25, 2018
Gilbert Albertの作品。ジュネーブの学校で学んだのち高級時計のパテックフィリップでデザイナーを経て独立。ダイヤモンドインターナショナルアワードで10回優勝。テクスチャーをつけたアシンメトリーの貴金属に高価な貴石を使うのが特徴。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/ZcTzG0Tqva
333 Pin(1972年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 29, 2018
カルティエとの協業やデビアスのアワード受賞で知られるジュエリーデザイナー、エリザベス・ゲージによるブローチピン。緑の石はトルマリン、淡いブルーはアクアマリン、ピンクはルビー。存命中にV&A博物館に永久展示品として選ばれるのは名誉なこと。
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341 Bracelet(1970年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 7, 2018
19世紀につくられたスティックピンのヘッドをカットし、チャームとしてリメイクしたブレスレット。素材に半永久性があるため、使わなくなってもアイディア次第で生まれ変わらせることができるのがジュエリーの素敵なところ。
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273 Brooch(1972年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 1, 2018
星を形作っているのは無数の人型。オーストラリア生まれのStuart Devlinは奨学金を得てロンドンのRCA、アメリカのコロンビア大で学び1965年にロンドンに工房をオープン。ジュエリーだけでなく家具などその才能を多岐にわたり開花させました。
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現代
146 Lace Ascot brooch(1980年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) May 26, 2018
シルバーのワイヤーが編まれてできたリボン。アーティストのarline fischは布のテクニックを金属に応用したパイオニア。金や銀、カラフルな銅のワイヤーを用い、衣服とジュエリーの境界とは何か?思わず考えてしまう作品を生み出しました。
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309 Earrings(1840年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 5, 2018
1870年代アメリカ・カリフォルニア州のゴールドラッシュも収束し金の価格が高騰したため、ジュエラーたちは新たなメタルを探し始めました。こちらのイアリングはニアブを表面加工し玉虫色に。
ロンドン拠点のAlan Craxford作。
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※1984年の間違い、金が高騰したのは1970年代
228 Ring(1985英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) August 17, 2018
イギリス人アーティストのKevin Coatesの作品。音楽家が本業でジュエリーは作りたいときに作りたいものを作りたいだけ作る主義。ジュエリーをセットするパッケージ含めて哲学的なジュエリーを生み出し、ルネ・ラリックの再来と言われています。
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229 Athene Noctua(1983年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) August 18, 2018
昨日に続きケヴィン・コーツの作品。ギリシャ神話の知恵・工芸(金工含む!)の女神アテナと彼女の聖獣フクロウ(Noctua)。一筋縄ではいかない、見たものの想像力を刺激する、詩のようなジュエリーが彼の理想。
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301 The Virgin and the Unicorn(1988年米)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 28, 2018
1980年代はエナメルの新しい表現が生まれた時期。アメリカのジュエラーWilliam Harperは絵画を学んだ経験からクロワゾネの手法をより絵画的な見せ方に発展させました。エナメルの表面を磨き切らずにマットにするのか彼の特徴。
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※300の間違い
334 Brooch(1990年日)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) November 30, 2018
日本のコンテンポラリージュエリーのパイオニア平松保城氏(1926-2012)によるゴールドのブローチ。戦争の経験を経て「人間にとって真に価値あるものをつくりたい。」という想いでジュエリー制作に従事、海外でも高く評価されました。V&A博物館収蔵。
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345 Brooch(1994年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 11, 2018
ローマのブルガリで修行したのちロンドンでForum Jewellery を立ち上げたMario Sabaの作品。波打つリボンのような繊細なテクスチャーは生クリームのようにチューブから温めたワックスを絞り出してつくるそう。やってみたい。石はアメジスト。
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274 Brooch(2000年伊)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 2, 2018
コンテンポラリージュエラーたちが如何に異素材を取り入れるかに力を注いでいたなか、イタリアのGiovanni Corvajaは金やプラチナなど定番の素材の可能性に挑みました。金のフレームの中には極細のプラチナ糸と金のボール。素材本来の美を表現しています
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164 Papillon ring(2004年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) June 13, 2018
ビビットグリーンのツァボライトにダイヤモンド。地金は青いチタンで軽さと鮮やかさを出しています。言わずと知れたビヨンセの寄贈、作者はカルティエで15歳から修行をつんだグレン・スパイロ。
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336 Ring(2007年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 2, 2018
アレキサンダー・マックイーンのジュエリー製作を一手に引き受け、後に自身の活動を経て'Jewellery Designer of the Year' を4度受賞したShaun Leaneによるリング。
ツタと2本の爪でダイヤを支える構造が斬新。
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073 Moonlight shadow(2008独)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) March 14, 2018
ミュンヘンジュエリーウィークにも出展されていたMari Ishikawaさんの作品。V&A博物館のコレクション。写真家としての活動もされており自然を独自の視点で捉えたジュエリーを制作。月光下の灰色の世界の植物からインスパイアされたリング。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/HXjiMAVCUg
276 Ring(2007年伊)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) October 4, 2018
1966年生まれのJacqueline Ryan はRCAを卒業後イタリア・パドヴァ県をベースに世界的に評価を得たジュエラー。内側にブルーのエナメルをさしたコーンはキネティック(とあるので恐らく動く)。#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/KewPPRB1ml
363 Jewels Verne fighting fish bracelet(2009年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) December 29, 2018
44.87gのチタンに189個のブラックスピネル、229個のブルーサファイア、24個のダイヤモンドがセットされたダイナミックなブレスレット。イギリスベースでマドンナやエルトン・ジョンを顧客に持つStephen Webster作。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/VapQvnVLww
20世紀を一気に駆け抜けて見ましたよ〜!
ジュエリーも進化しています。
私もジュエリーの進化に何かしら貢献できるといいな
次回はヨーロッパの民族的なジュエリーに
焦点を当てたいと思います^^
各地域独特のジュエリーがあって
面白いのです。
乞うご期待!
※画像や解説は以下より転用しております。
British Museum - Collection search
#綾野ジュエリー図鑑2019 も
絶賛毎日更新中なので
是非ともツイッター、フォローくださいませ^^
001 Peacock Brooch(1867年
— Ayano Jewelry🍀アヤノジュエリー (@ayano_jewelry9) 2019年1月1日
フランス人ジュエラーGustave Baugrand作。ゴールドにダイヤ、ビルマ産ルビー、インド産エメラルド、セイロン産サファイアをはめ込んだ景気のいいブローチ。
この孔雀、羽が動くというから驚きです。
#綾野ジュエリー図鑑2019 pic.twitter.com/a4qFgSwFck