My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

withコロナの世界で自分はどうありたいかを考える

こんにちは、綾野です。

 

世界で猛威をふるうコロナウィルス。

ベルギーは3/18にロックダウンを開始して

3週間以上が経ちました。

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(メインストリートも閑散)

 

最初こそ困惑したものの

ルールを守った状態の生活が

潜伏期間の2週間を超えたことで

必要以上の不安を感じることはなくなりました。

 

2週間後の自分を安心させてあげるため

ぜひ外出自粛や手洗い、

ソーシャルディスタンスキープなど

積極的に取り入れていただければと思います。

 

お仕事上外出せざるを得ない方、

特に医療関係者や生活インフラの方々、

生活を守ってくださりありがとうございます。

皆様が無事乗り切れますことを

お祈りしております。

 

私としては世界史に残るほどの

ここまでの経験は滅多にないと思いますので

(と思いたい?笑)

これをきっかけに政治や哲学、

世界への理解を深めたり

逆に内側に向かい内省してみたり

この日々を前向きに活かしたいなぁと思っております。

 

withコロナの世界で自分はどうありたいか

withコロナで世界が変わる

という議論がネットでも

よく交わされているように思います。

 

どこまで変わるのか、どう変わるのかは

コロナの収束が見えない今は

誰も断言できませんので

注意深く見ていくしかありませんが

 

withコロナだろうとなかろうと

この先自分はどうありたいのか

であれば自分で決められることだと思います。

私もコロナきっかけに

今後の自分に在り方について

新たな気づきや思考があったので

書いてみたいと思います。 

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まだまだ世界に国境はあった ベルギーに溶け込む覚悟が固まった

コロナが流行する前は

国際結婚したとはいえ

日本に帰りたければいつでも帰れる

という考えでいました。

 

インターネットや国際輸送のおかげで

仕事でもプライベートでも

日本と簡単に繋がれるため

ベルギーに馴染む必要性をあまり感じておらず

語学の勉強も後回しになっていました。

 

ですがその前提はこの騒動で崩れました。

 

EU加盟国間ですら移動ができない状況をみて

最後の最後は歩いていける距離のオフライン

と思うようになりました。

 

他国から嫁に来て、

語学はもちろん名前や宗教までロシア式に変え

国民に支持されてロシア女帝となった

エカチェリーナ大帝を見習って

(それはハードル高すぎか😂)

この街のコミュニティに

参加していきたいと思います。

 

コロナ以降オランダ語の勉強に身が入るようになりました。笑

自分の中の偏見をもっと無くしたい 誰かを差別することは自分が差別されることを容認することだから

コロナ下で人種や職業差別が

目につくようになりました。

 

お隣の国を責めている方もいるかもしれませんが

西洋にいたらバッシングの対象は

日本を含む東アジアです。

 

どのレイヤーで世界を切るかで

差別する側から差別される側に

簡単に移り変わる、つまり

自分が差別されたくなかったら

差別という概念を無くさなきゃいけないんだな

ということが身にしみてわかりました。

 

自分が被害者になって初めて反省する

器の小ささでお恥ずかしい限りですが

自分の中のバイアスをなくしていく必要性を

再確認した次第です。

 

自分の目指すゴールに必要なもの、そうでないものにもっと敏感になる

おうち時間が増えたことで

今までやっていなかった企業や個人が発信を始め

多くのコンテンツが出回るようになりました。

 

誰でも発信できるのはいいことですが一方で

見た目は派手だけど中身からっからやな

とか

大層な感じにしてるけどそれ正しいの?

ってものも

結構あるなぁと思います。

 

自分のゴールにたどり着くための

筋肉にならないコンテンツに

ズルズル自分の時間を消費されないように

摂取する情報はシビアに

取捨選択しないとと感じています。

 

インプットとアウトプットは両輪で

二つを同時に回すから互いの効果が最大化する

と思うので良質なインプットと同時に

制作と発信というアウトプットも

バランスよく続けていきたいです。

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自分の好きなもの、好きな人でいいから困っている人をサポートすることにもっと積極的になる

ありがたいことに今の私は

コロナの影響を大きく受けないで済んでいますが

単身でNYやロンドンにいるときだったらと思うと

本当に怖いです。

 

夢を追うことはリスクを伴います。

コロナはまさに想定外のリスクで

丸腰で夢を追いかけていた人を窮地に陥れています。

 

安定を捨てて夢を追うことは馬鹿だという風潮に

コロナはしかねないですが、私は

やりたいことにチャレンジするひとが

たくさんいる世界に生きていたい。

 

私が今まで無謀な夢を追ってこられたのは

購入してくださったり

ご馳走してくださったり

暖かい声をかけてくださったり

そのときそのときに

一歩先へと背中を押してくださった方々のおかげです。

 

困っている人全員を助ける力は

私にはありませんが

志を持ち夢に全力で生きる

自分の好きな人、好きなお店には

できる限りのことをして

あの時の恩のバトンを渡したいと思います。

 

こういう風に思えるようになったのも

一度安定を捨てて

自分のやりたいことに全身を委ねて

たくさんの人の優しさを受けたからです。

サラリーマン時代だったら

困っている人を少し馬鹿にして

自分は違うと思っていただけで

何も行動しなかったように思います。

そういう意味でもジュエラーになりたい!という

夢にかけてみて良かったなぁと思います。

 

この状況を生かすも殺すも自分次第と思って今日をもっと味わいたい

ニュースを見ていると

コロナがきっかけで色んなものの本質が

浮き彫りになったように思います。

 

明日死ぬかもしれないし、

あと60年生きるかもしれない。

どちらかに決まっていればシンプルだけど

多くの人は両方の可能性を踏まえて

今日という日をどう過ごすのか

意思決定しなければならない。

 

どちらに転んでも後悔しないような

1日1日を作っていきたいと思う次第です。