My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

16日目:ボックスチャーム完成+WAXスタート

今日から12月です!

キリよくmetalの課題が終わり

本日よりWAXという技法を学びます。

 

WAXって?後半でご説明しますね!

 

まずはボックスチャームの仕上げから。

 

ふたパーツにフタになる板をロウ付け。

ロウ付けする際にガタガタしないよう一工夫。

長い板の余り部分の両端を1mm削っておき

削ったあとの幅に合わせて

フタの板に穴を開けます。

すると固定したいところでつっかかってくれます。

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余分な部分を削って磨けば完成!

キューブには溝をほって

爪がひっかかって開けやすいようになっています。

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フタをとるとこんな感じ

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カチャカチャ楽しいです。

 

以上でmetalが完了!

metal=メタルとは

金属をそのまま加工する技術のこと。

 

次にやるWAX=ワックスは

金属の代わりに蝋燭🕯のロウで

原型をつくる技法です。

金属より扱いやすいため

力の弱い女性でも楽に

複雑なデザインをつくることができます。

歴史が長いのはもちろんmetalで

metalにこだわる職人さんももちろんいらっしゃいますが、

昨今のジュエリー業界では3Dプリンターの活躍もあり

WAXが主流だそうです。

 

ではさっそく超基礎のドームリングからスタートです!

 

紫ようかんのような、

チューブワックスを必要幅にカット

糸ノコの糸もワックス用にチェンジです。

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ワックス専用のヤスリで削ります。

メタルと比べて簡単に削れてしまうので

やり過ぎないか心配になりますね。

蝋のくずがボロボロ溜まって楽しいです。

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真ん中の穴はもとから空いています。

その穴を自分の好みのサイズに

カッター付きのサイザーでぐりぐり削ります。

 

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コンパス(Divider)で

目印をつけていきます。

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まずは下半分を斜めに

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天面を4等分し端の2つをいったん斜めに

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斜めにしてからなだらかに削ることで

左右均等にしやすくなります

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同じ要領でどこからみても

左右均等になるよう削ります

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表面がスムーズになるよう削るのに

コツがいるので練習が必要ですが、

慣れたらとても楽しくなりそう🎵

いっぱい作りたくなっちゃいます!