My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

弾丸パリ旅④オルセー美術館で19世紀絵画&アールヌーヴォー祭り!ドガ 、ロートレック、ゴッホ、ルネ・ラリック・・・天才しかいない時代!

こんにちは、綾野です。

パリ旅のレポ続きます^^

 

今回は19世紀絵画専門の美術館

オルセー美術館のレポです。

Musée d'Orsay: Accueil

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(美術館内から見た時計andサクレクール寺院^^)

 

今回の訪問先として

王道のルーブルではなくオルセーにしたのは

絵画は写真が普及した後の

19世紀後半が面白いなぁと最近感じているから。

(絵画史は詳しくないのであくまで主観ですが)

 

それまでの事実を残すという役割が

写真にとって代わられ

絵画の存在意義が問われた時代。

まるでAIが普及し

人間の存在意義が問われるであろうこれからに

通ずるものがあるような、ないような。笑

 

印象派にポスト印象派

アール・ヌーヴォーなど

たまらないラインナップ❤️

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ということでレポでございまーす!

(サザエでございまーす!の発音でお願いしますw)

相変わらずドガ さんが描くおんなのこ最高!

おめあてはこちらのドガ さんの展示。

Degas, Dance, Dessin 

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ナショナル・ギャラリーで魅力に気づいてから

プチハマりしているドガさんの特集^^ 

 

ドガ は尊敬する心の師匠に

若い頃アドバイスされた

 

デッサンが大事だから

めっちゃデッサンしろ

 

という言葉を信じ

とにかくデッサン描きまくり。

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描くのに飽き足らず

彫刻まで作りまくっちゃったくらいの

デッサン猛者でした。

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話は変わりますが

ミッフィーはお好きですか?

あのうさぎの可愛いキャラクターです。

 

ミッフィーの作者ディック・ブルーナ

1つの線のために

100本ほど線を描いたそうです。

 

きっと素人目には

何がちゃうねん?状態だと思いますが

彼には理想とする線があったのでしょうね。

 

1本の線というのはそれくらい大事

ドガさんのデッサン猛者ぶりと

通ずるものを感じます。

 

1番のお気に入りはこちらの絵。

めっちゃあくび!いい味出してる。

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定番の踊り子も裸婦も素敵!

 

印象派コーナーは名画だらけ!

歴史の本で見たことがある絵が満載!

 

ルノワールさんの

ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット

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モネさんの日傘の女 

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こちらはほんの一部!

もういっか、というくらい名画づくしでした。

 

アール・ヌーヴォーな家で余生過ごしたい

ジュエリー界隈でアール・ヌーヴォーといえば

ルネ・ラリックさん。

はい、ただの天才です!

 

こんな豪奢なお花・・・

つけてみたい・・・ 

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続いてはガレさんコーナー。

こちらは『手』、

白血病をわずらいながらの晩年の大作です。

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こちらのブログがとても詳しいのでおすすめです^^

ameblo.jp

 

続きましてルイ・マジョレルさんのランプ。

家具工房の家に生まれ

11歳のときに作品に買い手がついた天才キッズ。

 

そのほか素敵なものお写真を。

椅子、良い・・・

 

花びん、良い・・・

 

19世紀の絵画すごいよー!

以前このブログに書いたことあるのですが

今まで心が動いた綾野的3大作品wのうちの1つ

ロートレック『寝室にて』

もオルセーにあるんです。

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もー!大好き!

幸せそうな、

でもちょっと世を儚んでいるというか

このまま心中して

二度と目を覚まさないんじゃないかという絶妙な表情。

 

この2人、ゲイカップルなんですって。

ロートレック自身が

障がいのため差別を受けていたこともあって

踊り子や娼婦といった被差別者に

シンパシーを感じ好んでモデルとしたそう。

 

目線が優しいよね。

私はいっぱい傷ついた人が好きです。

 

あとですね、このゴッホさんの

『星降る夜』が今回光って見えた。

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ゆらゆらの夜。

 

 

新発見はこのかた、

ピエール・ボナールさん。

大正ロマン印象派を足したかのような素敵さ。

 

 

以上、見どころ満載オルセー美術館でした^^

説明書きがフランス語なのが辛いところー!

せめて英語シルブプレ!