My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

ビスポーク040(続):Pendant Top (リフォーム)

こんにちは、綾野です。

さてはて、前回ご紹介したアンティークスタイルのパールリングリフォームの続編でございます。

ピアスの残ったパーツを使い、ペンダントトップをお仕立てさせていただきました。ピンクのかわいらしいベピーパールを活かしつつ、存在感あるゴールドルチルを組み合わることで全くイメージの違うペンダントが完成しました!

ジュエリーリフォームはとてもサスティナブル

元々は片方のみのピアスでしたが、メインのグレイのパールは指輪に、上部のベビーパールはペンダントトップに作り変えております。当初のご依頼は指輪だけでしたが、美しいピンクのベビーパール、さらにしっかりとした作りの土台を拝見し、残りのパーツをペンダントトップに作り替えることをご提案させていただきました。下手すればタンスの肥やしちゃんになるところ、工夫しだいでいかようにも活かせるのもジュエリーリフォームの醍醐味であります。

合わせたゴールド・ルチルは、クライアント様とルース屋さんに同行し、たくさんの候補の中から選んでいただきました。石は出逢い、たくさんの候補たちから自分で選んだ宝石は愛着がより格別になるはずです。

お手持ちのチェーンと気分次第で組み合わせていただけるように、大きめのバチカンパーツを取り付けさせていただきました。ゴールドやシルバーにレザー、チョーカー風の短いものや長めのチェーンにも似合うペンダントトップになったと思っております。

お父様のからの贈り物という思い入れのあるジュエリーが、手に取りやすいかたちに生まれ変わって、きっと喜んでくれていると思います。ジュエリーは使ってなんぼ!引き出しの奥にしまったままのものがあればぜひリフォームをご検討されてはいかがでしょうか。