こんにちは、綾野です。
ただいまBaseで1ヶ月限定で
ジュエリー洋書専門
WEB古書店
をやっておりまして
(ぜひチェックくださいませ☺️)
取り扱っている本を一部ご紹介👇
Sold Outも!ありがとうございます🙇♀️
初めてオンラインショップ
開いたものですから楽しくて
色々と試行錯誤しております🎶
発売から1週間が経ったので
ツイッターの方でアンケートを
とらせていただきました。
📚Anthony Jewellery Library📕
— Ayano Jewelry (@ayano_jewelry9) 2019年8月11日
発売から1週間。
サイトをみたけれどもご購入に至らなかった方、理由をご教授いただきたくアンケートにお答えいただければと思っております。
回答はリプ含めて8つからお選びいただけます。後半に向けてテコ入れする参考にさせていただきます!
50の回答いただきまして(感謝🙇♀️)
回答総数に合わせて数字計算し直し
結果は以下のようになりました。
各項目わりと満遍なく
票が入っているので
それぞれ改善していきたいなと思いつつ
私が最も気になったのは
下図のピンクの部分
言語問題です!
英語ならまだしも
オランダ語やドイツ語など
日本人からすると
馴染みのない言語の本も多数あり
本を買ってまで
ジュエリーを勉強したいと思われる
勤勉な方にはきっと
言語がネックになるに違いない、と
お店の計画を始めてから
想定してはおりました。
ですが声を大にして言わせてください。
コトバが
わからなくたって
ええじゃないか〜👍
(脳内にはこれが流れていますよ)
いやいや安くないお金払うんだから
読めないとダメっしょ!
というツッコミがきこえてきますが
綾野なりに考える
読めるかどうかはさほど
重要ではないと思う理由つまりは
読めない洋書の活用法
をこのブログでご提案したいと思います。
ご一読いただき再度ご購入
ご検討のほどお願い致します❤️
(ジャパネッ●た●た風にいくよ!)
※どちらかというと
ハンドメイド作家さんなど
ジュエリーの作り手にむけて書いています。
ジュエリーを趣味で楽しみたい方、
知識が命のアンティークディーラーや
宝石鑑定士になりたい方には
あまり参考にならない内容です!笑
人とは違うインスピレーション源を持つことは最も簡単な差別化
日本語で得られるジュエリーの情報って
残念ながら限られていると思うのです。
そしてその限られた情報を
日本のジュエリー関係者は総じて
摂取しているイメージがあります。
(みなさん勤勉!)
新しいアイディアって
①内的要因=発想法など個人の能力やスキル
②外的要因=インスピレーション源
の2つがかけ合わさって生まれると
私は解釈しているのですが
①の内的要因(個人の能力)って
大きく個人差ないと思うのですよ。
違いとなってくるのは
どこまで時間をかけて考え抜けるか、
要はそこにかける気合だけ。根性論(笑)
人よりたくさん考えるのって大変。
ジュエリー作家戦国時代ならなおさら。
もっと簡単に新しいアイディアを
生み出したいなら
②の外的要因、つまりは
インスピレーションソースを
人と違うものにすればいいんです。
前職で関わった広告デザイナーで
飛び抜けてセンスがいい人がいました。
いろんなデザイナーのアウトプットの中に
その人のものを混ぜたら
どれがその人が作ったものか
私のような文系育ちでもわかるレベル。
そのデザイナーにきいてみました。
どうやったら
センス良くなるんですか?って。笑
イラレの使い方とか
テクニック的なこともありますが
彼はご両親ともデザイナーで
デザイン関連の洋書が家にたくさんあり
それを見て育ったそうです。
自分のデザインが
他のデザイナーと違うとしたら
国外のデザインという
“ライバルは見ていない、いいもの”
を見てきたからではないかと。
余談ですがこのエピソードをきいて
「英才教育が大事」っていう結論を出す人と
私は友達になれません。笑
私は大事なのは時期ではなく量だと信じています。
小さい頃にいいものを見たことではなく
長い時間をかけてたくさんのいいものを
見たことが大切だと。
だって年齢は巻き返せないやん!笑
量やったら今からやれるやん!
できひん理由自分で作ってどうすんねん
話は戻りますがあなたの周りで
オランダ語やドイツ語のジュエリー洋書
読んでる人いらっしゃいますか?
まぁいらっしゃいませんよね?
つまり人とは違うアイディアが!
数千円で!
手に入る!!
めっちゃお得やん!!!
(ジャ●ネットたか●風)
読めないからこそ見えるものがある
私自身文系みが強いのでわかるのですが
本を読む際に勤勉な方こそ
文章に着目してしまって
ビジュアルをちゃんと見ていない
ことが多いのではないかと思います。
結果いざ自分で何かを作ろうとすると
手が止まってしまう。
はて?どんな線を描けばいいのか?
何色で塗れば?
ところが洋書となると
文章が読めないので自然と
写真をじっくり見るようになります。
そうすることで自分独自の
視覚的情報を得ることができるのです。
例えばこちらの本の中に出てくる
超有名なこの絵
この絵からは
・文様
・色彩
・絵そのものの構図
などなどデザインのヒントになるものが
いっぱい転がっており
見る人によって違う視覚的情報を
得ることができると思うのですが
こういう説明書きが横についていたら
出典:ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠 - Wikipedia
ナポレオンがこういう式やったんだ〜
っと誰もが共通の内容の
知識的情報摂取に満足してしまい
ビジュアルを読み解くことなく
次のページに進んでしまうと思います。
ジュエリーに関する洋書は
①文章:知識的な情報
②写真:視覚/デザイン的な情報
の2つから成り立っています。
本好きな方ほど
①を重要視されていると思いますが
文章がわからない=
①の情報をシャットアウトすることで
②を見つける訓練になるんです!
英語読めない?そんなの関係ねぇ!
写真を読みましょう!!
(はい、オッパッピー)
視覚的ヒトメボレは探求の第一歩
そうやって写真を見ていると
何かしらの発見があるのですよ。
例えばロシア皇室の工芸を集めた
こちらの本。
オランダ語のため何を隠そう
売ってる私自身
何書いてるか
さっぱりわかりません。
(はーさっぱりさっぱり笑)
ですが何かしら情報得たろうと
写真を眺めていると
気づくことがあるんです。
私の場合はこんな感じ。
あれ〜
この頭が2つの鳥が
やたら出てくるな
っていうかこの子
かっこよくない?????
そうしてググります。
「ロシア 皇帝 鳥」
とアホみたいなワードで
検索するだけでこの情報量!
21世紀に生まれてよかった〜!!!!!
そうしてドヤ顔でツイートします。
ロシアの国章、双頭の鷲も散見されます。
— Ayano Jewelry (@ayano_jewelry9) 2019年8月8日
ビザンチン帝国が東と西を統一していることを示すため使い出したこのモチーフは、後の関連国に受け継がれていきました。 pic.twitter.com/nu0YdVmBnY
きっかけ、出逢いさえあれば
いくらでも検索して情報が得られる時代。
不思議ながら
ただ読んで摂取するよりも
視覚的に一目惚れして
検索という一手間かけることで
頭に残るんですよね〜
文章さえ読めれば
この何倍もの情報が
この本には詰まっているでしょうが
正直それ全部…いる?
読めたとしても半年後には
すっかり忘れてるやーつ。
クリエイターの参考資料としては
自分の世界観に合ったものだけ
取り入れられればいいんです。
自分にとって
必要な情報だけが強く残る
それは文字が読めない
洋書だからこそのメリットなんです!
以上で綾野的読めない洋書活用法
(ジャパ●ット風)を終わります。
改めてお店のURL貼らせていただきますので
再度ご検討のほどお願い致します!
(今なら2冊でこの値段!とかはしない!
過剰な値引きは世界を悪化させる最悪手!
いいものは適正な価格で売る努力!)
※海外在住の方はPaypalでの支払いや
ベルギー郵便局からの発送などで
対応方法検討しますので
購入ご希望の方は
問い合わせフォームから
ご連絡くださいませ🙇♀️