My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

大英博物館で欧州ジュエリーの壮大な歴史を体感!ジュエリーラバーのための見どころご紹介

こんにちは、綾野です。

 

突然ですが日本のジュエリーって

勾玉つけてた古代から

文明開化の明治まで

その間がすっぽり抜けてるってご存知でした??

 

串や簪などはあるのですが、

現代のジュエリーと言われているものは

不思議なことに一切消えてしまうんです。

着物で十分美しかったからなのか?

パールの国なのに不思議ですねぇ

 

その間ジュエリーはヨーロッパにて

富や権力の象徴として、

信仰の証として、

そして愛を伝えるものとして発展をとげます。

 

ようは

ヨーロッパのジュエリー史はんぱねぇよ

ってことですわ。

 

とりあえず渡英前にぽちったこちらで

お勉強中なのですが

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(世界史選択しときゃよかったなぁ

 横文字の名前がさっぱり入ってこない)

 

何が嬉しいって

これにのってるジュエリー

ロンドンなら実際に見に行けちゃうよってことです。

さいこー!

 

中でも古代〜中世のジュエリーを見るのに

オススメの博物館を今日はご紹介します。

大英博物館

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どどーん

 

世界三大博物館の一つである大英博物館

リアルなイッツ・ア・スモールワールド❗️

(ディズニーランドのアトラクションね)

 

ヨーロッパはもちろん

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エジプト

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南北アメリカ

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アフリカ

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アジア(三菱商事様による日本ギャラリーも!あざます!)

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世界中のものが集まってて

歩いているだけで世界一周した気分になれます。

そしてそして

各民族や各時代のジュエリーも各所に点在しているのです。

 

例えばこれ!先述の本にも重要な作品として紹介されていました。

バックルはむかし大事なジュエリーだったそうです。

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宗教的意味合いをもつもの、権力を象徴するものなど、

実はジュエリーって人間の営みにかかせないものなんですよね。

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訪問の際はこのお部屋がおすすめです!

時間のないジュエリーラバーには

正面玄関入って右にいくとすぐ、

mapでいうと1のお部屋が超おすすめ。

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内装も素敵すぎる

 

ここは18世紀の文明開化に焦点を当てたお部屋で 

天文学のコーナーや

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ロゼッタストーンのレプリカ(触れる!)

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などが有名どころなのですが

この展示室にあるジュエリーとっても素敵です。

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バロックパールの使い方が見事な白鳥さん

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ミニパールでひつじさん かわいい

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エナメルとストーンの共存が素晴らしい

1600年代前半のミニアチュール・ケース

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なんじゃこりゃ すごすぎて

富と権力の集中、万歳🙌

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アンティークジュエリーって

石に頼ってないところが好き

 

ニューヨーク時代にならっていた先生に

石に頼るな

って言われたんです。

それにとても共感したのですが

 

いま世にたくさんでてるジュエリーって

いい感じの石に細い枠つけてるのが多くて

それはそれでもちろん素敵なんですけど

 

石が素晴らしいのであって

別に作り手はなんもしてないっていうか←ひどい

 

石の素晴らしさと対等にわたりあえる

デザイン力だったり

技術だったりが欲しいなぁと思うのです。

(理想だけは大層!笑)

 

時間があれば時計コーナーにも!

時計の展示もやってたんですが

やばかったですよ。。

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ホロスコープだよ 素敵かよ

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ほれぼれ

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贅沢_:(´ཀ`」 ∠):

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美しいものをみるって幸せですねぇ!

いまのように3Dプリンターや諸々便利な道具なしに

こんなの作ってたんだから本当にすごいです。。。

爪の垢煎じてのみたい

 

以上ジュエリーラバーのための大英博物館ご紹介でした!