こんにちは、綾野です。
まだしばらくロンドンのお話を書きたいと思います☺️
書き切れていないことたくさんあるんですー!
今日はロンドンにある
ハウスミュージアム(=邸宅美術館)
を3つご紹介します。
ハウスミュージアムとは
元は個人のお宅だった建物を
美術館や博物館として解放しているもので
有名どころはウォレス・コレクション!
大英博物館など大きな有名どころもいいのですが
リッチなオタクが集めたコレクションを
そのオタクのおうちに飾って愛でるという、
偏愛爆発な個性豊かさが
ハウスミュージアムの魅力!
ヲタクやるなら博物館まで
我がブログの家訓だよ!
(そろそろ浸透してきたかな?笑)
それではさっそくいってみましょう☺️
ウィリアム・モリス・ギャラリー
まずはライトなところから。
(後半になるにつれ段々ヘヴィにw)
アーツ・アンド・クラフツ運動の主導者であり
テキスタイルで有名な
幼少期を過ごした家が
彼の生涯を辿る博物館となっています。
内装もモリス❤️
モリスといえばのイチゴ泥棒
(このネーミング最高!)
他にも彼がデザインしたテキスタイルが
時系列で紹介されていました。
ウィリアム・モリス pic.twitter.com/Vi9UZLdY6V
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2018年4月10日
ウィリアム・モリスのテキスタイル#ヨーロッパで見つけた素敵なもの pic.twitter.com/azNDxRevdc
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2018年10月31日
色を塗る工程がわかります pic.twitter.com/gk6X7eHhvi
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2018年10月31日
素敵なチェア フッカフカ!
こちらはモリスも出展していたロンドン万博の様子
初めてみたー 華やか!
タイムスリップしたい
イラストレーターでもあった彼
挿絵、素敵ですね
モリスデザインのステンドグラス
絵が描けるとなんでもつくれるな
アーツ・アンド・クラフツを紹介するコーナーもありました。
美を生活の根底に採り込むことで生活の質が向上すること、そして美は民衆に膾炙(広く知れ渡る)すべきということ。
世にはびこる大量生産の粗悪品に対し、
中世の手仕事にこだわり
生活と芸術を一体化させることを主張したモリス。
手仕事にこだわった結果高額になってしまい
富裕層しか買えなかったという矛盾ははらみつつ、
富裕層だけでなく、
民衆に目を向けていたことに好感をもてます。
外にはモリスのテキスタイルに使われた植物を植えたお庭があるんです!
もうモリスの絵に見えてしまいますね
美しいガーデンを見ながら優雅にお茶もできます☺️
ここでモリスに関連するジュエリーを差し込んでおく💓
モリスの妻、ジェーンのジュエリー
128 Chain and ring(1858年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2018年5月8日
ウィリアム・モリスの妻、ジェーンのジュエリー。娘のメイが寄贈。チェーンにつけられたリングは結婚指輪で22カラットゴールド。
なぜ指にはめずにペンダントトップにしていたのか、気になりますね。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/0YqqJMZhM8
モリスの娘さん、メイ・モリスもジュエラー
127 Girdle(1906年英)
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) 2018年5月7日
ウィリアム・モリスの娘、メイ・モリスの作品。刺繍やテキスタイルを得意とし、動植物をモチーフにしたオーガニックなデザインを好みました。こちらのジュエリーはArts&Crafts展で展示されたもの。
#綾野ジュエリー図鑑2018 pic.twitter.com/3ZJNPgAYPU
彼の主義はアール・ヌーヴォー、
ウィーン分離派、ユーゲント・シュテールなど
ヨーロッパ各地に派生し
ジュエリー含めた素晴らしい工芸を生み出しました。
わたしも大好きな時代❤️
ロンドンの中心部からは
少し離れた場所にあるのですが
その分穏やかな空気が漂っています。
モリスの思考を体験しに行かれてはいかがでしょうか?😺
レイトン・ハウス・ミュージアム
https://www.rbkc.gov.uk/subsites/museums/leightonhousemuseum1.aspx
ケンジントン・ハイストリートという
セレブなエリアにあるこちらの博物館は
ヴィクトリアン期に活躍した画家
フレデリック・レイトン
の私邸を改造したもの。
もともと裕福な家庭に生まれ
芸術家としても成功したレイトン氏、
ご自宅、豪華絢爛すぎるでありまする
こちらアラブホールと呼ばれるお部屋なのですが
オリエンタル〜〜〜最高〜〜〜〜〜〜
ピーコック〜〜〜好きすぎる〜〜〜〜〜
唯美主義(美しいこと最優先!
思想やメッセージなどどうでもいい!って人)な
レイトン氏だけあって
とにかく“美”を追求した素晴らしいインテリア、
芸術コレクションが圧巻なのです。
残念ながら館内は撮影NG・・・
(上図はポスターを撮影w)
ですがYouTubeに素敵な公式動画がございました!
Leighton House Museum. Visit a Private Palace of Art
レイトン氏、25歳の時に
ヴィクトリア女王に絵画を買われるなど
ゴイスーな方なのでご一読をば。
※こちらの記事に
レイトン・ハウス・ミュージアム内部の
写真も掲載されています。
自分の寝室だけはすごい質素・・・
イケメンで社交界の花だったのに生涯独身。
不思議ちゃんや
サー・ジョン・ソーンズ美術館
今回ご紹介する中で
最もディープなこちらの博物館。
家主様は新古典主義の建築家
ジョン・ソーンズ氏。
一歩入るとそこは、彼にしか生み出せない
奇々怪界な雰囲気・・・迷宮と皆が呼ぶのも納得です。
こんな空間が延々と続くというトンチキ加減。
オブジェの数なんと45,000個。
ええ、変態ですね。
一歩間違えればお化け屋敷です。
ちなみに我がブログの格言、
オタクやるなら博物館まで
はこちらで生まれました。笑
建築家Sir John Soaneの美術館に行ってきた。一言でいうと『オタクを極めれば博物館になる』。
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 1, 2018
どうせオタクなら博物館になるまで極めたし。https://t.co/jzlZCCCLUZ pic.twitter.com/hjKB3u15lC
中にはこんな素敵な絵画もありました。
『恋は盲目』
— 綾野/駆け出しジュエラー (@ayano_jewelry9) April 1, 2018
このかたの表情がステキすぎた。。。
キューピッドとビーナス、草むらに蛇がいるらしいけどどこ。。。?笑https://t.co/nLPqev77Hw pic.twitter.com/JYdVSIDLih
レンガ工の息子として生まれながら
自分の才と努力で道を切り開いたジョン・ソーン卿。
ご興味持たれた方はこちらの記事オススメです!
ということでロンドンの
個性派ハウスミュージアムのご紹介でした!
こういう美術館が充実しているのが
ロンドンの素敵なところだよなぁ
次回もロンドンの素敵な場所を
ご紹介しようと思っています^^