My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

弾丸スペイン旅③アートの街ビルバオと美食の街サンセバスチャン バスク地方は大人のリゾートだった

こんにちは、綾野です。

 

皆さま、バスク地方をご存知ですか?

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北スペイン〜南西フランスにまたがる、

ビスケー湾に面した

上流階級のリゾートとして人気のエリア。

 

フランス側には

かのシャネルが第一次世界大戦時に疎開

お店を成功させたビアリッツなどがあります。

※参考記事

 

今回私が旅したのはバスク地方の中の

北スペインビルバオ

&サンセバスチャン

(ドノスティア )

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バルセロナマドリードと比べ

知名度は低いですが、この2つの都市は

アート&美食

で観光客の誘致に成功した

大人を魅了する観光地なのです!

 

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今回はジュエリーからちょっと離れて笑

この2つの街の魅力をお伝えしたいと思います!

 

 

※1日ゲタリアという街に

足を伸ばしましたがこの話は次回!

 

アートの街 ビルバオ

ビルバオの目玉といえば

ニューヨークにある近現代美術館

グッゲンハイムの分館です。

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ジェフ・クーンズのパピーがお出迎え。

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まず建物自体がおもしろいし

周囲に大型アートがずらり。

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六本木ヒルズにもある

ルイーズ・ブルジョワのママン(蜘蛛)

 

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またもジェフ・クーンズのチューリップ。

 

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アニッシュ・カプーアのトールツリー。

 

お散歩するだけでリフレッシュできます☺️

 

展示、私のお気に入りは3つ。

 

①常設展から

 

シャガール展から

 

③文化革命後の中国アート企画展から

sun yuan&peng yuの"freedom"という作品。

密室でホースからすごい勢いで水をだすと、

ホースがまるで荒れ狂う龍のようなのです。

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エネルギーすごかった!!

元気もらった!

 

アートをたくさん見て

いろんな人とアート談義することで

少しずつ好きなものを

自信を持って好きと

言えるようになってきました☺️

 

グッゲンハイムの他にも

バスクを学べるビルバオ美術館などがあり

ご飯もおいしい!

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ビルバオはまったりした週末を過ごすのに

ぴったりな大人の街でした。

 

美食の街 サンセバスチャン

ビルバオからバスで1時間強、

海辺にある大人リゾートが

サンセバスチャン(ドノスティア)。

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この街の最高なのはなんといっても

ピンチョスハンティング!

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街をあげて美食を観光資源として

テコ入れしたことが功を奏し

1区画に260軒ものバルがひしめく

知る人ぞ知るグルメリゾートとなっています。

(日本もアジアのサンセバを

目指すべきでは。。。)

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本まで出てます👇

大阪人としては無視できない

食い倒れの街!笑 よっしゃあ行くで!

 

バルツアー!6軒食い倒れ!

初日夜はガイドや先輩たちの情報から

自分たちで気になるバルを巡りました。

 

この街の恐ろしいところは

ワイン1杯2€程度、

ピンチョス込みで1軒1,000円以下!

ロンドン住みの自分からすると信じられないコスパ

タガをはずして食べ飲みしました。笑

 

伝われ、この天国ぶり。

 

Mimo主催ピンチョスハンティング

 

2日目はサンセバのバルを知り尽くした

地元ガイドによる

ピンチョスハンティングツアーに参加!

 

Mimoという高級グロサリーが

ピンチョスツアーや料理教室を主宰してます。

(インターネットで簡単に申し込み可能!)

https://sansebastian.mimofood.com/en

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初日同様6軒巡ったのですが

さすがはプロ、バルでのマナーから

旬の季節モノのおすすめ

お酒とのマリアージュなど

素人では味わえない世界に

連れていってくれました!

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ちなみにこの机にのっている冷菜も

間違いなく美味しいのですが

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実はボードに書いてある温菜が

おいしいらしいので

頑張って注文してみてください!

 

ツアー後は巡ったバル、

食べたメニューとワイン、

さらには今回行けなかったおすすめバルまで

メールでくれるという手厚いフォロー!

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まじで日本はここを目指すべき。。。

観光大国。。。

 

ワインボトル1本をわけるにちょうどいい

約8名の小グループで巡るのですが

さすがサンセバにくるだけある

世界の旅慣れた食いしん坊と

お友達になれるのも

このツアーの楽しみの1つです☺️

おすすめ!

 

バスクのお酒が最高すぎる

旅先で地酒を嗜むのが

最高に好きなのですが

バスク地方、お酒も最高においしかったです。

 

一つ目はチャコリという微発泡白ワイン。

アルコール度数が低くてぐいぐいいける。

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高めから注ぐと味がマイルドになるんですって。

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ああ、海風に合う。。。恋しい涙

 

2つ目はシードラ。りんご酒。

サンセバのシードラは甘くないのが特徴。

まるでビールのようでした。

 

ブリュワリー見学をしたのですが

樽から注ぐのが本場のスタイル!

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列を作って皆で順番に入れてくのが楽しい!

地元民のためのお酒です🍻

 

3つ目はシェリ

アンダルシア地方のお酒なのですが

新境地だった。。。

これからデザートの代わりに

超甘いシェリー飲みたい。

 

ちなみにバスク地方限定ではないのですが

サンミゲル美味しかった・・・

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しかも安い、2ユーロくらい。

中国の青島ビールもそうだけど

暑い国のライト目のビールは

なぜあんなにおいしいのか

 

普段ロンドンで自炊の質素生活しているので

ここぞとばかりに食べまくり

胃がいまだに痛いです。笑

最高だった。。。

 

ギリシャ人アナの言葉を借りると

Italian and Spanish eat too much.

 

噂にたがわず、バスクグルメは最高でした。

 

オススメのお土産をご紹介!

バスク地方ならではのオススメお土産をご紹介しますー!

パプリカパウダー

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タコやパエリアにかけると

一気にガリシア風に。

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甘いのと辛いのとが選べて

辛いものはチョリソーにも使われるそうです。

 

トマト、パプリカがおいしすぎた

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6月がシーズンのトマト。

濃厚で甘くて本当に最高!

朝ごはんに朝市で買って被りついた!

 

生のパプリカもめっちゃおいしかった。

被りついた。

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生物は持って帰るの大変ですがオススメです。

エスパドリーユ

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バスクリネン

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マルティン・ベラサテギのワイン

有名なミシュライン3つ星のワインです。

行った気分になれるかも

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まとめ

カタルーニャ独立運動のニュースを

かるーい気持ちで流し見していましたが

実際行って見ると

カタルーニャバスク

全然違うんだなぁということを

肌で感じました。

またひとつ、

他人ごとが自分ごとになった!

 

ひとことスペインといっても

その魅力は地方によって様々!

歳を重ねても旅を続けて

いろんな都市の魅力を開発したいなー