こんにちは、綾野です。
皆さま、バスク地方をご存知ですか?
北スペイン〜南西フランスにまたがる、
ビスケー湾に面した
上流階級のリゾートとして人気のエリア。
フランス側には
お店を成功させたビアリッツなどがあります。
※参考記事
今回私が旅したのはバスク地方の中の
北スペイン・ビルバオ
&サンセバスチャン
(ドノスティア )。
知名度は低いですが、この2つの都市は
アート&美食
で観光客の誘致に成功した
大人を魅了する観光地なのです!
今回はジュエリーからちょっと離れて笑
この2つの街の魅力をお伝えしたいと思います!
※1日ゲタリアという街に
足を伸ばしましたがこの話は次回!
アートの街 ビルバオ
ビルバオの目玉といえば
ニューヨークにある近現代美術館
グッゲンハイムの分館です。
ジェフ・クーンズのパピーがお出迎え。
まず建物自体がおもしろいし
周囲に大型アートがずらり。
六本木ヒルズにもある
ルイーズ・ブルジョワのママン(蜘蛛)
またもジェフ・クーンズのチューリップ。
アニッシュ・カプーアのトールツリー。
お散歩するだけでリフレッシュできます☺️
展示、私のお気に入りは3つ。
①常設展から
アンゼルム・キーファーさん素敵https://t.co/0P0bSp2uTK pic.twitter.com/Hy4KDA2EF8
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
②シャガール展から
シャガールのバースディも素敵だった。恋はいいよねぇhttps://t.co/vk2ilvWEKC pic.twitter.com/CLZvk03u2v
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
③文化革命後の中国アート企画展から
sun yuan&peng yuの"freedom"という作品。
密室でホースからすごい勢いで水をだすと、
ホースがまるで荒れ狂う龍のようなのです。
エネルギーすごかった!!
元気もらった!
アートをたくさん見て
いろんな人とアート談義することで
少しずつ好きなものを
自信を持って好きと
言えるようになってきました☺️
グッゲンハイムの他にも
ご飯もおいしい!
ビルバオのバルで軽くランチ。ホセリートっていう生ハムブランドがおいしすぎ。そして物価が安すぎ。1杯+生ハムとオリーブのピンチョスでひとり5€。ロンドンからすると信じられない驚異のコスパ!
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
そしてバスでサンセバスチャンに移動。しばらくグルメアカウントになります。 pic.twitter.com/kjz4cPxy4K
ビルバオはまったりした週末を過ごすのに
ぴったりな大人の街でした。
美食の街 サンセバスチャン
ビルバオからバスで1時間強、
海辺にある大人リゾートが
サンセバスチャン(ドノスティア)。
この街の最高なのはなんといっても
ピンチョスハンティング!
街をあげて美食を観光資源として
テコ入れしたことが功を奏し
1区画に260軒ものバルがひしめく
知る人ぞ知るグルメリゾートとなっています。
(日本もアジアのサンセバを
目指すべきでは。。。)
本まで出てます👇
人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書284)
- 作者: 高城剛
- 出版社/メーカー: 祥伝社
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大阪人としては無視できない
食い倒れの街!笑 よっしゃあ行くで!
バルツアー!6軒食い倒れ!
初日夜はガイドや先輩たちの情報から
自分たちで気になるバルを巡りました。
この街の恐ろしいところは
ワイン1杯2€程度、
ピンチョス込みで1軒1,000円以下!
ロンドン住みの自分からすると信じられないコスパ。
タガをはずして食べ飲みしました。笑
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
1軒目:Zeruko
"分子料理"科学的に調理したタパスが楽しめる
まずはゆっくり腹ならしw pic.twitter.com/PJKB5GTuEi
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
2軒目: Borda Berri
牛ほほ肉の煮込みにギサンテっていう春限定の豆ときのこのいため
味付けが素晴らしい pic.twitter.com/gmqawKVwKA
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
3軒目: Gandarias Restaurante
うに、カモ、牛、贅沢三昧
最高のお店 pic.twitter.com/6209pKgbsc
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
4軒目: Alberto Restaurante
パプリカパウダーに合うやわらかタコ、二日酔いを防いでくれそうなストロングな魚介のスープ、あげたての青とうがらし
地味だけど染み入るおいしさのおみせ pic.twitter.com/92422YT8Bz
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
5軒目: La Cuchara de San Telmo
フォアグラが神。とける。全然重くない。ソースがおいしくておいうちのようにパンがとまらない。 pic.twitter.com/SI6mY0voQm
#サンセババル巡り
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月20日
6軒目: La Viña
デザートはチーズケーキ。うますぎる。プリンとチーズケーキの間。やわらか溶ける。
もう寝るしかない。
サンセバ、天国なり。。。 pic.twitter.com/T7UuWMRpe3
伝われ、この天国ぶり。
Mimo主催ピンチョスハンティング
2日目はサンセバのバルを知り尽くした
地元ガイドによる
ピンチョスハンティングツアーに参加!
Mimoという高級グロサリーが
ピンチョスツアーや料理教室を主宰してます。
(インターネットで簡単に申し込み可能!)
https://sansebastian.mimofood.com/en
初日同様6軒巡ったのですが
さすがはプロ、バルでのマナーから
旬の季節モノのおすすめや
お酒とのマリアージュなど
素人では味わえない世界に
連れていってくれました!
ちなみにこの机にのっている冷菜も
間違いなく美味しいのですが
実はボードに書いてある温菜が
おいしいらしいので
頑張って注文してみてください!
食べ過ぎて胃が痛い。
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月22日
ロンドンの質素な生活に戻ります。さよなら美食のバスク地方。 pic.twitter.com/p6Ey6QwvB5
ツアー後は巡ったバル、
食べたメニューとワイン、
さらには今回行けなかったおすすめバルまで
メールでくれるという手厚いフォロー!
まじで日本はここを目指すべき。。。
観光大国。。。
ワインボトル1本をわけるにちょうどいい
約8名の小グループで巡るのですが
さすがサンセバにくるだけある
世界の旅慣れた食いしん坊と
お友達になれるのも
このツアーの楽しみの1つです☺️
おすすめ!
バスクのお酒が最高すぎる
旅先で地酒を嗜むのが
最高に好きなのですが
バスク地方、お酒も最高においしかったです。
一つ目はチャコリという微発泡白ワイン。
アルコール度数が低くてぐいぐいいける。
高めから注ぐと味がマイルドになるんですって。
ああ、海風に合う。。。恋しい涙
2つ目はシードラ。りんご酒。
サンセバのシードラは甘くないのが特徴。
まるでビールのようでした。
ブリュワリー見学をしたのですが
樽から注ぐのが本場のスタイル!
シードラにチャコリ、バスク地方のお酒はやたら遠くから注ぐ!笑 pic.twitter.com/NtNbqaRCl0
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月24日
列を作って皆で順番に入れてくのが楽しい!
地元民のためのお酒です🍻
3つ目はシェリー。
アンダルシア地方のお酒なのですが
新境地だった。。。
これからデザートの代わりに
超甘いシェリー飲みたい。
シェリーに目覚める。シェリーはスペイン・アンダルシア地方のぶどうを使った酒精強化ワインで食前酒になる辛口や食後酒としてよい甘口など幅広いらしいのですが、私が昨日飲んだのは超甘口のペドロヒメネス。ラムレーズンのようでチーズケーキにかけると最高。シェリー、奥深し。。
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月22日
何事も体験から! pic.twitter.com/2gAOe4zTn5
ちなみにバスク地方限定ではないのですが
サンミゲル美味しかった・・・
しかも安い、2ユーロくらい。
中国の青島ビールもそうだけど
暑い国のライト目のビールは
なぜあんなにおいしいのか
普段ロンドンで自炊の質素生活しているので
ここぞとばかりに食べまくり
胃がいまだに痛いです。笑
最高だった。。。
ギリシャ人アナの言葉を借りると
Italian and Spanish eat too much.
笑
噂にたがわず、バスクグルメは最高でした。
オススメのお土産をご紹介!
バスク地方ならではのオススメお土産をご紹介しますー!
パプリカパウダー
タコやパエリアにかけると
一気にガリシア風に。
甘いのと辛いのとが選べて
辛いものはチョリソーにも使われるそうです。
トマト、パプリカがおいしすぎた
6月がシーズンのトマト。
濃厚で甘くて本当に最高!
朝ごはんに朝市で買って被りついた!
ご利益ありそうなトマト pic.twitter.com/dtZP40GUoY
— 綾野/ジュエラー@アントワープ (@ayano_jewelry9) 2018年6月23日
生のパプリカもめっちゃおいしかった。
被りついた。
生物は持って帰るの大変ですがオススメです。
エスパドリーユ
バスクリネン
マルティン・ベラサテギのワイン
有名なミシュライン3つ星のワインです。
行った気分になれるかも
まとめ
かるーい気持ちで流し見していましたが
実際行って見ると
全然違うんだなぁということを
肌で感じました。
またひとつ、
他人ごとが自分ごとになった!
ひとことスペインといっても
その魅力は地方によって様々!
歳を重ねても旅を続けて
いろんな都市の魅力を開発したいなー