こんにちは、綾野です。
今日はこちらのリングの制作記録です。
初のマリッジリングでございます〜!
そんな大事なものを頼んでいただいて…
本当に感謝です。
マリッジリングとしては
ユニークなデザインとなりましたが
大事な意味があるのです❤️
制作背景を綴ってまいりたいと思います。
ご依頼内容とデザイン
共通の知人に連れられて行った初飲みの場で
「既成概念にとらわれない
ユニークな結婚指輪がほしい!」
とオーダーいただきました。
(経営者は判断が早いなとびっくり)
もともとお二人はパリの和食屋さんで
店長と料理人として出逢い
結婚を機に京都に戻られて
お二人のお店をオープンされるそう。
なんて素敵!
お二人らしい
ユニークな結婚指輪ってなんだろう。
お二人の様子を思い出しながら
生まれたコンセプトが
「2つで1つ。」
こんなこと言うと失礼かもしれませんが
お二人の性格が真逆というか
お互いに足りないところを
補い合っているな〜
出逢うべくして出逢ったパートナー!
という印象をとても感じたのです。
「2つで1つ。」✖️ 料理
そうして思いついたのが
“お箸”というアイディア。
お箸のあの傾斜のある形をベースにすれば
ユニークながら使いやすい
結婚指輪を作れるんじゃないか。
もともとクロムハーツのような
ハードなデザインがお好きと伺っていたので
コンセプト的にも
デザインのトンマナ的にもぴったり
と思いご提案させていただき
御採用いただきました。
制作の様子
今回の制作のポイントは
まずローラーを段階でかけて
お箸らしい傾斜を作ってしまうこと
(地金ロスが少なく済む)
オープンリングは
形が崩れやすいので
地金を叩いて強くするところかと思います。
丸める前
念のため、使い勝手を確認しようと
シルバーでサンプル作って
自分で1ヶ月ほどつけてみました。
奇抜な形なので心配でしたが
意外と指に馴染んで
我ながらいいデザインだと気に入っています。
面が広いので
レーザー刻印でお好きな言葉やマークを
入れることもできます。
飲食関係の新婚さん、
ご依頼お待ちしています!笑
ハッピーウェディング❤️
令和初日に入籍されたと
お写真頂戴しました☺️
なんと素敵なお写真…嬉しいです(しみじみ)
二人の夢を形にした結婚指輪、
二人を繋ぐお守りになってくれますように❤️
正解は"お箸"でした🥢
— Ayano Jewelry (@ayano_jewelry9) 2019年4月29日
ご依頼くださったのは料理人のカップルで近々京都にお店をオープンされます😊
力を合わせて素晴らしいお料理、お店をつくっていく。お二人の夢と絆を"2本で1膳"のお箸をイメージした指輪で表現させていただきました。
どんなときもお二人をつなぐ結婚指輪でありますように
お店がオープンしたら
絶対行きたいな!