My Journey to be a Jeweler

NY・ロンドン・アントワープ、ジュエリー留学と移住の記録

他の誰でもない自分になる:広大なジュエリー界に足を踏み入れて改めて考えること

こんにちは、綾野です。

 

学校に加えて新しいスタジオに通い始めたり

先輩デザイナーのお手伝いをさせていただいたりする中で

 

「ジュエリー」が今まで知らなかった

全く新しい世界を私に見せてくれています。

 

ジュエリーの幅の広さと奥深さに驚くとともに

その中で自分はどこを目指すのか?

ということをいま改めて考えているんです。

 

 

ジュエリーの世界は広くて奥深い

一言ジュエリーといってもその幅広さ、すごいんです。

 

私がいま足を突っ込んでいるだけでも

大きく分けて3種類のジュエリーがあります。

  1. アートジュエリー
  2. ファッションジュエリー
  3. ファインジュエリー

 

①アートジュエリー

Chie先生のところでは

アート的なジュエリーの世界を教えていただいていますが

ここはジュエリーを通して

自分の感情や思想を表現することが求められる世界。

 

コンテンポラリージュエリーとも言われていたります。

日本ではあまり知られていないですが

欧米では人気で大きなイベントや大会もあるんですよ。

 

②ファッションジュエリー

奥田さんのお手伝いで見せてもらっている世界。

コーディネートの一貫としてのジュエリーですね。

コスチュームジュエリーと言ったりもします。

 

ここはより商業チックというか

世の中の空気感をひろうことを求められる世界。

コレクションでモデルさんがつけているジュエリーも

各コレクションのために作られているんですよ。

 

③ファインジュエリー

言わずと知れたtheジュエリー。

ブルガリカルティエ、ヴァンクリの世界です。

価値のある石、金属を用いて

いかに美しいものを作れるかに命をかける世界です。

 

 

ジュエリーの分類によって関わる人のノリも違う

一口にジュエリーと言ってもこれだけ種類があって、しかも

属する人のノリが全然違うんですよ。 

 

アートジュエリーの人は

美大にいそうな感じ。笑

 

ファッションジュエリー関連の方は

広告界のノリにすごい近い!

スピード感、感の良さが大事。

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※デザイナーの指示でさくさくパターンをつくっていくデキる女性。ごいすー。

 

そしてファインジュエリーは

エレガント!寡黙な職人気質!という感じです。  

 

才能ある人たちに触れて自分の方向性を考える

 

こうやって各界のすごい人たちを見ちゃうと

私の昔からの悪い癖で

その人たちに

認められたくなっちゃうんです。

 

そのために、その人たちに近づこう、

考え方を憑依しよう

って自然としちゃうんです。

 

でもね

 

もうこの癖はやめようと思っています。 

 

 

前職が続かなかった

いろんな理由の一つとして

 褒められたい、認められたいが先行して  

本当の自分からすごく遠いところに来ちゃった、

っていうのも大きいと思っています。

 

ジュエリーはじっくり自分のペースで

自分がやりたいと思うことをしたい。

 

そのために、

誰に何を思われてもいい、

自分の信じることを信じるっていう

強さを身につけようとこの週末結論づけました。

 

自分のジュエリーをどういう方向性でやるのか

まだ答えは決まっていませんが

私がなんでジュエリーがいいと思ったのか

その気持ちを忘れずに

これからの自分のジュエリーのことを考え続けようと思います。

 

と、なんだかすごい人たちと触れ合って

流されそうになってしまったので

ブログをかりて決意表明 笑

 

自由の女神の写真でお別れです♩

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